扱う技術は常に最先端。クライアントは多彩。
デジタル領域のキャリア形成には最適な環境

2015年3月

厳密な数値目標の下、
インターネット広告の基本を身に付ける

DACに入社したのは、商品を売るというひとつの目的に対して、関わる人や状況によって、無数の攻め方、伝え方がある広告の世界に興味をもったのがきっかけです。

入社後は、ある広告会社の担当になり、そのクライアント向けのインターネット広告プランを提案する仕事につきました。私が主に担当したのは、不動産や結婚情報関連企業などのメディアプランニングで、広告出稿に対しいかに効率的にクリック数や、資料請求数を獲得できるかを求められました。インターネット広告の強みは、自社サイトに来て実際に商品を買ってもらうまでの広告効果やコストが明確に数値化されることです。顧客との接点を求める広告主に対しては、例えばクリック当たりの単価(CPC=Cost Per Click)や、資料請求・会員登録などの成果を得るのにかかる費用(CPA= Cost Per Acquisition)などの厳密な数値目標を、どのような媒体、広告枠で運用すればクリアできるかという、数字を根拠とした提案が中心になります。

過去の事例から、類似業態、類似目標数値を探してプランを練るのですが、最初は数字の読み方もおぼつかなければ、営業のコミュニケーションもままならず、ただただ案件に忙殺される毎日でした。でも1年もするとようやくコツをつかみ、次々と誕生する最先端の広告テクノロジーを提案することが面白くなっていきました。特にその頃は「行動ターゲティング」(ユーザーの検索ワードやサイト訪問履歴に応じた広告を表示する広告テクノロジー)がようやく立ち上がり始めた時期で、扱える会社もDACを含めまだ数社という状況。クライアントにどんどん提案し、時にはクライアントからニーズを汲み上げ商品を刷新していくプロセスに関わる機会もあり、とても楽しかったですね。豊かな経験の中でインターネット広告の基本を身に付けることができた新人時代でした。

広告会社に常駐。
一段上のレイヤーから広告営業を経験

そうして4年半。そろそろ今までと違った領域のインターネット広告も経験してみたいと思うようになった頃、異動になったのが博報堂DYメディアパートナーズの雑誌局でした。雑誌の広告主は、ハイファッションブランドなどラグジュアリー系企業が多く、イメージより機能重視のインターネット広告にはあまり積極的ではありませんでした。そこで、雑誌とインターネットのクロスメディアを推進する役割で、雑誌局に常駐して営業活動をすることになったのです。

広告会社の一員として直接クライアントに営業することも、扱う金額が桁外れに大きいことも、はじめはとてもプレッシャーでした。しかし、それまで積み上げてきた広告効果を数値化するスキルや行動ターゲティングなどの提案は、ラグジュアリー系の広告主にとっても新鮮だったのか、思いのほか手ごたえがありました。媒体社にハイブランドファッションカテゴリーを新設してもらう働きかけを行って雑誌とネットの連動広告を実現させたり、出版社とともに雑誌ユーザー向けSNSアプリの開発に携わったり、今までとは全く異なるネット広告スキルを身に付けることができたのは、とても貴重なことだったと思います。

もう一つよかったと思うのは、より広告主に近いポジションからインターネット広告を考える視点が身に付いたこと。たとえば、マスコミ4媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)の会議の段階から参加すると、同じ数値の効率化を提案するにしても、キャンペーンに連動させたらどうか、ビジュアルに合わせたらどうかと、アイデアの幅が無数に広がっていくのです。より上流に立って戦略の全体を俯瞰する習慣をつけたのは自分にとって大きなプラスになったと思います。

育休から復帰。
それまでのキャリアを生かして最大のパフォーマンスを

その後、1年間の産休・育休を経て、現在はメディアセールス局プランニング部で、会社として注力している媒体の販売戦略づくりや販売資料を作成する仕事をしています。保育園に娘を預けているため勤務時間に制限はありますが、求められるパフォーマンスは何とか果たせているのではないかと思います。

仕事に復帰することに迷いはありませんでした。やるからには働き方をセーブしたくないとも思っていました。ただ、会社が自分を戦力として認めてくれるか等の心配はありましたが、復帰前に復帰後のキャリアを人事や上司と相談でき、DACは戻る価値のある会社だと思いました。

プランニング部は、私の休職中に新設された部署です。この部署は、新卒や中途の入社間もない社員、営業経験のない若手社員が多く、彼らを一人前のメディアプランナーに育成することも私に期待されていることの一つだと思っています。自分が直接プランニングするのではなく、後輩たちにいかにプランニングスキルを身に付けてもらうか、いかに注目媒体を売ってもらうかという仕事に移行しましたが、DACやクライアントの営業現場をよく知る自分ならではの仕事であることに満足しています。

スキルアップのための環境は十分。
積極的にキャリアを積むことが大切

復帰して5か月がたちましたが、実をいうと1年のブランクは想像以上に大きかったと感じています。この業界のスピードは本当に速く、最先端に居続けるのは容易ではありません。アドテクノロジーだけでなく、広告業界全体のトレンドにも常にアンテナを張らなくてはなりません。その点DACは、社内での情報共有や勉強会の実施などにかなり力を入れていて、恵まれた環境だと思います。営業現場にいた頃は、わざわざ勉強会でインプットしなくても十分最先端の仕事をしていると思っていました。しかし今、勉強会と名がつくものはどんなに小さい会議でも参加し、さまざまな営業現場に広くコミュニケーションをとってみると、その考えは甘かったと痛感しています。産休・育休は初心に立ち返るいい機会になりました。今後は、今まで培った経験を活かしつつ、また新たな領域で積極的にキャリアを積んでいきたいですね。

  • 星野 千紗
    デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)(DAC)
    メディアサービス本部 メディアセールス局 プランニング部 アカウントプランナー
    2006年新卒入社。本社にて総合広告会社向けの営業を担当。
    その後、博報堂DYメディアパートナーズへ常駐し、雑誌媒体と連動したメディアプランニングを経験。産休・育休を経て、2014年9月に現職として復帰。

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