博報堂グループのITソリューション領域をけん引して、
グループの最先端の仕事を創っていく

2014年7月

博報堂グループのケイパビリティを
高めるため、IT領域を強化

クラウド、スマートデバイス、ソーシャルの急速な広がりにより、昨今、マーケティングにおけるデータの重要性はますます高まっています。その一方、ユーザーの購買行動、接触履歴などのビヘイビアデータはそれぞれで分断されたまま。マーケティング業務はより一層、複雑なものになっているという現状があります。こうした外部環境の変化からクライアントの間で注目されるようになったのが、ユーザーと繋がるためのマーケティングプラットフォーム。博報堂プロダクツでは、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ(以下、MP)グループのケイパビリティとしての重要性を認識し、数年前からITソリューション領域の強化を始めています。私はそうした流れの中で、新たにプロダクツに参画しました。

マーケティングプラットフォームの
プロジェクトマネジメントを担当

会員情報などのマスタデータに、購入履歴や閲覧状況、資料請求履歴などのビヘイビアデータを連動させて、より動機が強いユーザーを抽出し優先的営業施策を行えるようにするCRM(顧客情報管理)システム。IT業界の人には「リレーショナル・データベース」のイメージが近いかもしれません。私が2年前に入社してから携わっているのが、このCRMをベースとしたマーケティングプラットフォームです。
直近で関わった案件では、会員サイトを運営している得意先で、CRMプラットフォーム導入のためのプロジェクトマネジメントをしました。
その得意先が期待していたのは、会員サイトを、営業部門とは別の第二の営業経路として機能させていくこと。担当営業から相談を受けた私は、さっそく得意先の元に足を運びニーズの詳細をヒヤリング。そこで、CRM領域に強みを持つ(株)博報堂ダイレクト、オウンドメディアとなるウェブサイト構築に強みを持つ(株)博報堂アイ・スタジオ、そして当社のグループ3社からなるプロジェクトチームを結成することになりました。

チームメンバーで構築内容について検討を重ね、また得意先とも何度も打ち合わせを行って課題や仕様について調整していきました。最終的に出来上がったのは、メルマガ配信・クリック、資料ダウンロード、イベント参加などの履歴やID別サイト内トラッキングにより最新の見込み客が獲得でき、それらに対して優先順位に応じた対応ができるほか、あらゆる会員データをプラットフォーム上でリアルタイムに見ることができる統合プラットフォーム。利便性の高いシステムを導入することができ、得意先の課題解決に貢献することができました。

ビジネススピードが速くニーズも急速に進化
大事なのはフレキシブルに対応できる柔軟性

私はSE出身。もともとは、メーカー系のIT企業で基幹システムなどのプロジェクトマネジメントをしていました。当時から、粛々とシステムをつくっているよりも、得意先と一緒になって業務のあるべき姿について定義したり、業務プロセスを仕様化してシステムに落とし込んでいく工程に面白さを感じていました。そして、そのシステムが稼動し、得意先の業務に貢献している光景には感動を覚えたものです。その後、ベンチャー企業で事業の立ち上げにかかわり、マーケティング理論に興味を持ったことがきっかけで、博報堂プロダクツでITソリューションを手掛けることになりました。

SE経験で身に付く、課題の抽出や要求の資料化、要件に対するソリューションのフィット&ギャップ分析、物作りに対する納期、品質、コストのマネジメントなどの各スキルは非常に役立ちますが、IT企業におけるプロジェクト進行とは異なる面があります。

それは、広告プロモーション・マーケティング分野でのシステム開発は、納期が3~6ヶ月と非常に短く、また、プロジェクトの途中で仕様が大きく変わっていくことも多いという点です。1年前のフェイスブックの使われ方が今ではだいぶ古く感じられるように、ビジネスの変化のスピードが速く、1年かけてプラットフォームをつくっても、もう古いということになりかねないのがこの業界の特徴です。また、ユーザーの反応がアクセス解析やソーシャルメディアなどを通してダイレクトに見えるため、得意先のやりたいことが途中で変わっていく事が多いという事もあります。よって、どちらかというとアジャイル開発に近い進め方になる事が多いため、仕様を固めるまでにたっぷりと時間をかける、ウォーターフォール型の見積りや開発工程を経ていくことを大事にする環境に慣れた人には、戸惑うこともあるかもしれません。

関わった案件では、仕様やデータの関連が見える化されていくほど、得意先に「それなら、こういうのもやりたいね?!」というニーズが膨らんでいく事が多かったですね。そのため仕様がなかなか固まらない事もありますが、反面、実態に近いより良いものに進化させているという実感もあり、それをやりがいに感じているという側面もあります。得意先のニーズにフレキシブルに対応できることと得意先の立場に立って、何が必要かを随時提案し、実現していく事は、非常に大事なことだと思いますね。

求められるのは、与えられた裁量を最大限に
活用するためのリーダーシップ

博報堂グループがITソリューション領域を大きく拡大していこうとする中、その最先端で「仕事を創っていく」役を任されるのは、大きなやりがいです。「創っていく」としたのはデジタル領域では、これまでにない新しい領域の仕事を取る機会が少なくないためです。しかも与えられる裁量は並大抵ではありません。規模、グローバル性、課題のレベル、日本の中でもトップクラスの企業のフロントに立って、得意先の事業業績を左右するシステムを提案する責任、最善のプロジェクトチームを編成し、引っ張っていく責任。時には大きなリスクや予想外の展開に出会うこともありますが、そういう状況をエキサイティングに感じて楽しめ、どんな時も自分が最後の砦だと思って最後までやりきるタフネス、リーダーシップが求められる仕事だと思います。フレキシブルに、フットワーク軽く対応していける人、市場がスピーディに反応していく様子を楽しいと思える人に、ぜひ来てほしいですね。

  • 井形 信
    (株)博報堂プロダクツ ITソリューション事業本部 プロデューサー
    メーカー系IT企業にて基幹システムのプロジェクトマネジメントを行った後、ベンチャー企業で事業の立ち上げに
    関わり、2012年博報堂プロダクツに入社。CRMやグローバルCMSなど顧客のマーケティングプラットフォームに
    関する企画立案、要件定義およびそのプロジェクトの完遂を行う。

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