高いレイヤーに立って、クライアントは
どうあるべきなのかという本質に常に向き合う

2014年7月

デジタルの仕事で、最も新しいことに
かかわれるのが広告業界

僕は、もともと新しいことが好きな性格です。大学時代に急速にネットが普及し、「作ってみようかな」くらいの気持ちでホームページを作ってみたら、独学でも簡単に出来ちゃいました。これからはウェブが楽しそうだと思い、最初の就職は、映画コンテンツのサイトを運営している会社にしました。

3年ほど、コンテンツ制作ディレクターとして働きましたが、やがて、映画以外の領域にも、たくさんの新しいことがあるはずだと思うようになりました。どうしたら新しいことにかかわれるのか考えて、浮かんできたのが広告業界。広告業界なら新しい動きを次々と起こす自動車、ファッション、化粧品といった様々な業界に深くかかわれると思いました。自分にとって全くの未知の世界でしたが、多少苦労することになっても、安定だけの生活よりは自分らしいと思い、転職活動を開始しました。そんな中、数々の広告賞受賞歴があるデジタル系制作会社、博報堂アイ・スタジオ(以下:アイスタ)を発見。こんな最前線を走っている会社で、自分もチャレンジしてみたいと思い、中途採用に応募しました。

広告ディレクターならではの動き方、
立ち位置に、最初は苦戦

入社後は、制作ディレクターとして、クライアントの広告プラニングから制作までを担当。前職でサイト制作などを経験していましたが、それだけではアイスタで全然通用しなかったのがショックでした。ここでの制作は、社内のクリエイティブはもちろん、博報堂の営業担当やマーケ担当、クリエイティブ、そしてクライアントと、かかわる人が非常に多い。それぞれの意見を一生懸命聞いていると板挟みになってディレクターとして方向性づけて進めていくことができない。そもそも広告ディレクターの立ち位置というものもわかっていませんでした。広告ディレクターは、クライアントから預かったブランドをいかに売上につなげるかという重要な使命がある。立ち位置がクライアントの内側なのです。そこが始めのうちはなかなかつかめませんでした。

チャレンジングな仕事を任され、
乗り越えることで、徐々に自信

そうした壁を乗り越えるきっかけになった仕事がいくつかあります。最初の転機になったのは、3年目に担当したクライント。クライアントの組織の変革によって新たなホームページを開設することになったのですが、設立準備中でもあり、クライアントの中にも会社としてのメッセージが固まっていない中、クライアント内をヒヤリングしたり、社会からの視点でその会社のあるべき姿を考えたりしながら、クライアントと一体になってウェブサイトを作り上げていきました。まさに、クライアントの内側に立つという経験でした。このとき初めて制作プロデューサー職に抜擢され、30~40名の制作メンバーを取りまとめることができたのも、自分にとって大きな自信になりました。

6年目に担当した、あるウェブ関連クライアントの東日本大震災支援プロジェクトも、クライアントにとっての本質を突き詰めた貴重な仕事でした。作ろうとしているのは、広告ではなくサービス。ユーザーは消費者ではなく被災者。クライアントがそのプロジェクトを行う意味や、被災者の方々の気持ち、プロジェクトの究極の目的などクライアントにとっての価値の本質を、とことん突き詰めなくては到底つくり上げられない案件でした。社内の制作チームにおいても、クライアントや博報堂のCDたちのそれぞれの真剣な思いに応えるにはどんな仕組み、技術、デザインで実現していけばいいか、とことん話し合い、一切の妥協を許さず、最終的に全員が満足できるサイトを作り上げることができました。サイトが公開されたときの達成感は、ひとしおでした。

人に向き合い、
チャレンジの機会を与え続けてくれる会社

ウェブは、限られた15秒間のCMとは違い、アクセスさえしてもらえれば、いくらでも消費者に情報を提供できます。仕組みでも体験でも、自由に消費者との接点をつくることができるのです。だから、デジタル担当者は、やれること、やりたいことがたくさんある。でも、デジタルの領域だけを見ていてはいけないのです。クライアントはどうあるべきなのかという本質に常に向き合い、CMやグラフィックをふくめ、高いレイヤーで考えられるようにならないといけない。入社以来、いろいろな壁にぶつかりましたが、常にこのことに向き合い、成長してきたような気がしています。

そして今、自分は、クライアント業務を担当する部門で、部長職を任されるようになりました。メンバー50名を預かる立場です。自分がかつて身に余るような大きなプロジェクトを任されたときも、上司は常に状況を察知し、声をかけてくれ、自分にとってそれがとても支えになっていました。だから僕も、案件の状況を見るのみではなく、その人を見る部長でありたいと思って取り組んでいます。

入社以来9年がたちますが、入社間もないうちから大きな仕事を任せ、支えてくれ、若くても部長職のような大きな責任を任せてくれる環境には、本当に感謝しています。1回や2回のチャレンジではなく、いくらでもチャレンジが続いていく会社なんです。新しいことが好きな人には、とても楽しい会社なはず。チャレンジが好きな人に、ぜひ仲間になってほしいと思っています。

  • 鵜澤 考司
    (株)博報堂アイ・スタジオ デジタルソリューション3部 部長/プロデューサー
    2005年博報堂アイ・スタジオ入社。キャンペーン、コーポレート、コミュニティ、映像、モバイル等、幅広い領域で
    デジタルプロモーションの企画、開発にかかわる。2013年よりデジタルソリューション3部の部長に就任し現在に至る。

鵜澤 考司さんが働いている会社をもっと知りたい方はこちら

  • デジタル領域で活躍する人々の対談を見たい方はこちら

    スペシャルコンテンツ

  • グループ会社と職種の一覧を観たい方はこちら

    会社×職種一覧

社員インタビュー一覧