広告コミュニケーション全体を視野に
新たなウェブサービスを生み出していく楽しさ

2014年2月

SE、ウェブ・映像制作を経て、
プロデューサーを目指そうと決意

博報堂アイ・スタジオ(以下、アイスタ)に転職したきっかけは、転職サイトで見た「プロデューサー・ディレクター募集」の広告です。

転職は2回目。もともとは大手メーカー系SI企業でSEをやっていました。最初の転職は26歳頃。大きな組織の小さな歯車でいるより、急速に普及していたウェブやケータイの世界に飛び込んでみようと、小さな制作プロダクションに転職しました。CG、映像、サイトデザイン、コーディング……現場の仕事をひと通り学び、後半は省庁のウェブ教育番組や大手検索ポータルのコンテンツ制作などゼロから仕組みを作り上げるようなプロデュース型の仕事も手掛けるようになりました。仕事は大変だったけどとても楽しかった。30歳目前になるとその先のステップアップが気になり始めました。理系出身の自分は、このまま現場を続けてアートの世界で勝負するより、プロデューサーかディレクターを目指す方がいいのではないかと。そんな時に、たまたまアイスタの広告が目に留まりました。

ウェブ外の広告コミュニケーションも
視野に入れたサイト制作

それまで博報堂とは仕事の縁がなく、アイスタのことは全く知りませんでした。でも、採用広告の、人の顔がよく見える雰囲気に好感を持ったのと、会社として向き合うクライアントの多さや業界の幅に魅力を感じたことから入社を決めました。

入社後は、博報堂の得意先ビール会社のウェブサイトを担当するチームに配属され、複数のブランドを統括するプロデューサーとして働くことになりました。まず驚いたのは、世の中の誰もが知っているその得意先のブランドで、大きな役割を任せてもらえたこと。他の会社では到底体験できないことだと思いました。もう1つ驚いたのは、与えられる領域の広さです。制作プロダクションにいたときのサイト制作は、商品を紹介すればそれでよかった。けれどもアイスタでは、常にウェブ外の領域まで考えながらウェブサイトをつくる。CMと連動させてどう情報を具体化していこうかとか、イベントを紹介するだけでなくその後の生の声も集めてみようとか、広告コミュニケーション全体を視野に入れて新しいことを生み出そうとしていくところがありました。言われたとおりにつくるだけじゃ我慢できない気質の自分にはとても魅力的に映りました。おのずと、広告の新たな動きを気にかけたり、競合先がなぜCMにこのタレントを起用したのか、なぜこの番組のスポンサーになったのか、と掘り下げて考えてみたり、広告コミュニケーション全体への意識が高まっていきました。

博報堂の営業と、会社や職種の垣根を越えて
クライアントに取り組む

でも、アイスタで働く本当の醍醐味を知ったのは、その2年後、博報堂の営業局に常駐するようになってからかもしれません。非常に出稿ボリュームの多い得意先を担当することになり、ウェブ制作責任者としてより得意先に近い場所から制作現場をコントロールすることになったのです。営業組織独特の元気で騒がしい雰囲気に最初は戸惑う面もありましたが、世の中の最前線の広告アイデアに触れられる職場で営業と一緒にフロントラインに立って働くのは、かなり貴重な体験になりました。

制作会社の人間が営業チームに身を置く価値は、いろいろな意味でありました。1つは当然ながら、膨大な業務をスムーズに進行できること。2つ目は、ウェブ提案のレベルが確実に上がったこと。全体の広告展開や表現を検討していく段階から足並みをそろえていけるため、より全体との連動性が高いウェブ展開が考えられるようになりました。3つめは、提案を通すテクニックを学べたこと。制作現場の人間はつい仕様固めを急ぎたくなるものですが、提案を通す段階ではライトに運ぶのも1つの戦略であることを、営業と机を並べることで学びました。

広告全体を視野に、
アイスタの新しいサービスを生み出す

そして最も大きかったのが、担当領域に縛られず大きな視野で得意先の広告コミュニケーションについて考えていくことが、逆にアイスタの新たなビジネスチャンスを生むと知ったことです。つい先日も、ウェブとはかかわりの少ないメディア担当からの相談が、アイスタの新しいビジネスになるという経験をしました。「あるエンタメ特番のスポンサーになってもらうためのいいアイデアはないか」という相談を受け、ふと思いついたアイデアを口にしてみたのです。番組観覧者による投票があるならエンタメ性のある、リアルタイム集計システムを構築してみてはどうかと。情報を集約してどこかに表示させる仕組みは、元SEとしてはごく基本の発想でしたが、「それだ!」ということになりテレビ局もメディアチームも大乗り気。自分も、これはアイスタにとって大きなビジネスチャンスだと思い、システム開発を請け負うとともに、番組の収録にもスタッフの一員として入り、最終的にこれをアイスタの戦略商品としてサービス化。また、TV番組のクレジットにアイスタの社名を出してもらえるよう働きかけ自社のPRにも成功しました。こうした成果が生まれたのも、もとはと言えば、博報堂に自分の担当領域ではない分野にも自由に意見を言い合う文化があるからなのです。自分も時に、まったくウェブと関係ない提案をすることもありますが、それがめぐり巡ってアイスタのナレッジやビジネスに発展していく。そんな風土をもつ博報堂とともに仕事ができるのは、アイスタの大きなメリットだと思います。

博報堂アイ・スタジオには、単純なウェブ制作にとどまらず、SNSなど生活者を意識した仕組みづくりや新しいソリューション開発など幅広い経験ができる環境があります。また、その環境を活かした成果を期待してもらえるビッグクライアントを担当できる会社です。そういうことにチャレンジしたい人には是非お勧めしたい会社だと思いますね。

  • 久樂 英範
    (株)博報堂アイ・スタジオ デジタルソリューション3部 プロデューサー
    1999年大手メーカー系SI企業入社。SEとして主に医療分野の大型システムを担当。その後、制作プロダクションにてウェブ・映像制作やコンテンツ開発を経験して、2007年博報堂アイ・スタジオ入社。システムから企画制作まで、幅広いデジタル領域をカバーできるのが強み。

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