クリエイティブとテクノロジーが近い会社だから、
より高度な企画も実現できる

2014年10月

ゲーム関連商品発売プロモーションの全デジタル領域を担当

堀井僕たち二人の役割を説明すると、僕はクリエイティブの担当で、星はテクニカルの担当になります。案件が来たら、まず僕がプロデューサーとともに得意先の課題を聞き、それを解決するユーザー体験や企画について考えます。そして、その施策について技術的にどこまで可能かを相談する相手が、星のいるテクニカル部門になります。

施策を実現させるためにシステムを構築するのが、僕たちテクニカルディレクターの仕事です。

堀井つい最近も大きなプロジェクトを一緒にやりました。あるゲーム関連商品の発売プロモーション施策で、デジタル領域すべてを弊社で行ったんです。具体的には、その商品に関するネット上の情報がすべて集まるポータルサイトの制作から始まり、試遊体験ができる会場に設置するデジタルサイネージなど、様々な制作を行いました。この施策で僕は、インタラクティブディレクター兼アートディレクターとして、サイトに必要な機能や体験を考える部分とアートディレクションを担当しました。

僕は、システム設計と、運用にあたっての管理画面の構築などを担当しました。ソーシャルメディアなど外部協力企業との調整も、得意先に代わって行いました。

堀井今は、YouTube、ニコニコ、Ustreamなどのメディアや、Facebook、TwitterなどのSNS、さらにはユーザーのブログなど、様々なメディアに得意先あるいは一般ユーザーが発信した情報があふれています。それを1か所に集約する企画を設計した時に、「どうすればそんな大量の情報を効率的に集めてこられる?」と星に相談しました。星と仕事をする上でやりやすいのは、技術的に難しいことでも決して「それは無理」と言わないところです。「これは無理でもこれならできる」と必ず代案を出してくれるんです。

システム系の人間は、技術の面でも予算の面でも、できるかできないかで答えがちです。でも、堀井の方で得意先にとって何が一番良いかを十分に考えた上での話なので、それが難しくても代わりにできることを提案しなければ何も進まない。システム系の人間も、クリエイティブと同じ意識をもって提案することが大切だと思います。それぞれ専門領域は違っても、同じ意識を持って「チームワーク」で進めています。

堀井テクニカル部分を外部の企業に発注している会社もありますが、我々クリエイティブ担当にとって、テクニカル担当者が身近にいるのはとても大きく、頼もしいです。

関係が身近なだけでなく、同じ社内にいるからこそ、技術的な知見が共有されているということもかなり大きいと思います。技術的に難しいということはクリエイター側も十分認識しているという信頼があるんですよね。

テクノロジーをクリエイティブでくるむことで、
面白さが伝わる

堀井博報堂アイ・スタジオ(以下、アイスタ)は、WEBサイト制作が中心の会社でした。だけどソーシャル連携施策やデジタルサイネージなど、よりユーザーに近い場所、リアルの場所での施策にも真っ先に取り組んできたことで、今ではデジタルメディアをトータルでみられる会社になりました。

しかも、新しい技術が出てくると、必ず飛びつく人間がいる(笑)。だから社内にはいろいろな専門家がいるんです。

堀井R&D研究部署もあるし、業務に関係なく自分たちの作りたいものを作ってみるプロトタイピングラボ「HACKist」(http://hackist.jp/)もあります。今回の提案でも、そうした場所から発信される情報を普段から皆で共有していることが、大いに役立っています。

そうですね。今回のゲーム関連商品のプロジェクトで、特にデジタルサイネージでは、ネットとのリアルタイム連動性など、技術的に難しい部分がいくつかありました。でも新発売にあたってユーザーの購入意欲を高めるためには、リアルの場での体験が重要と考え、それにはやはりライブ感が一番だと思ったので、この企画をどうしても実現させたかったんです。技術面での難しさをクリアしアイディアを実現できたのは、とても達成感がありました。

堀井多分このシステムは、他の会社でもつくろうと思えばつくれるかもしれません。でも、クリエイティブとテクノロジーが近いアイスタだからこそ、高度なテクノロジーをよりリッチな体験として仕上げることができたのではないかと思います。テクノロジーだけ打ち出しても一般ユーザーはついていけず、本当のすごさは伝わらないもの。でも、テクノロジーをデザインやクリエイティブの企画でくるむことで、「こんな面白いことができるのか!」という“体験”として伝えることができます。この仕事は、アイスタの中でも1位,2位を争うゲーマーの僕として(笑)、本当にやりがいがある仕事でした。発売日のカウントダウンの場にいられただけでも最高の経験です。しかもこれまでの仕事で培ってきた自分のWEBスキル、ソーシャルスキル、リアルでのデジタル体験スキルをトータルに活かすことができて、もう思い残すことがないくらい満足でした。

僕はバックエンドの担当なので、残念ながらカウントダウンには行けませんでした…(笑)。でもこの仕事は、得意先の技術リテラシーが高かったこともあり、直接、技術面について得意先と共通言語でやり取りすることができて、特に楽しかったです。

多様なプロフェッショナルがいる職場で領域を
広げていくやりがい

堀井僕は前職ではデザイナーで、グラフィックもWEBもやっていましたが、広告や企画というより、デザインに一点集中していました。そのうちブログが流行ったり、SNSが流行ったり、どんどんデジタルの領域が広がるにつれ、求められることも多くなってきました。その時に、デザインだけを追いかけていては取り残されてしまうという危機感を持つようになり、アイスタに転職したんです。アイスタは人数が多く、様々な領域のプロフェッショナルがいる印象があり、そういう職場ならデザイン以外の知識も吸収できると考えました。

僕はシステム会社で自社パッケージをつくったり、得意先に常駐してテレビ電話のプログラムをつくったりしていました。主にPHPやMySQLでデータベースを扱っていたので、使っている技術は今もそう変わりません。でも既存パッケージやシステムを改善していく仕事と、案件ごとにゼロから一貫してものを作り上げる仕事では、得られる経験が全然違います。得意先に同行するなど、上流工程から参加して作っていけることも、技術者としてのステップアップにつながっていると感じています。

堀井これだけプロフェッショナルが多い会社でも、まだ誰も手を出していない分野がデジタル業界にはいくらでもあります。自分で勉強してみようと思えばスキルがどんどん増えていくのがデジタル業界の魅力だし、アイスタはそういう姿勢を歓迎している会社ですよね。

だから、自分の進むべき道がわかっている人に向いていると思います。僕が入社した頃はまだクラウドという概念もない時代でしたが、勉強していたので部署の勉強会などがあると自分から手を挙げて発表していました。そのうち、たまたま上司のところにソーシャルゲームの話が来て、ソーシャルゲームはサーバへの集中的な高負荷が課題だったので、クラウド化の話になったんですね。すると、僕が部の勉強会でクラウドや負荷分散技術について発表していたこともあって、上司が真っ先に僕をアサインしてくれたんです。だから後輩にも、どんなに業務が忙しくても自分のやりたいことはどんどん発信した方がいいと伝えています。僕は今も案件ごとに何か1つ、新しいことをやろうと心掛けています。

自分の領域以外にも貪欲な人、自主性のある人と働きたい

堀井領域がどんどん拡大しているデジタル業界は、「自分はここだけしかやりません」という人には厳しいかもしれません。僕も、星の領域である技術の知識まで身に着けたいと思っています。そうすれば難しい施策でも、「こういうやり方ならできないかな」と提案できるし、そのことで相乗効果も生まれますよね。そんな、自分の領域以外のことも積極的に吸収しようとする人と一緒に働きたいですね。

3年後、5年後にはこうなりたいという理想を持ち、自分が会社においてどう貢献できるかがちゃんと見えている人がいいなと思います。あとアイスタは、案件が決まると、アカウント、デザイナー、エンジニア、解析や運用等、全ての担当者が集まってキックオフをするんですが、それだけたくさんの人たちがいる中でも自分の意見がしっかり言える人でないと、やりたいことがなかなか実現できないと思います。なので、コミュニケーション能力や、自発性、積極性がある人が向いている会社です。周りのメンバーと方向性を一致させることができれば、ゴールまでの道のりもチームの助けを借りて一気に進んでいけるし、そういうときは打ち上げも本当に楽しいです。そしてそれ以降もずっと仲間として関係性が続いていきますね。

堀井この会社は本当いろんな人がいて、面白いよね。

みんな、プライベートでも仲がいいしね。

堀井僕たちも仕事が落ち着くと、「今晩ちょっとどう?」なんて言って、それぞれ家に帰って今度はオンラインゲーム上で会ってたりしましたからね(笑)。

そうなんです。結構社内にはゲーマーが多いですよね。そんな趣味の面でも仲間ができるところなんかも、楽しい会社だと思います。

  • 星 伸貴
    (株)博報堂アイ・スタジオ システム開発部 ユニットリーダー / テクニカルディレクター
    Web系システム開発会社にて、プログラマーとして自社パッケージ製品開発、大手プロジェクトのプログラムなど様々な開発業務に携わる。博報堂アイ・スタジオ入社後は、会員キャンペーンサイトやソーシャルゲームサイトの構築、自社事業の立ち上げにも携わり、ディレクションから設計、プログラムまで一貫して担当。
  • 堀井 正紀
    (株)博報堂アイ・スタジオ デジタルソリューション3部 インタラクティブディレクター/アートディレクター
    グラフィック・WEBの制作会社にてデザイナーとしてアパレル系、音楽系のクライアントを担当。
    博報堂アイ・スタジオ入社後は、キャンペーンサイトから大規模コーポレートサイト、サービスサイト、デジタルサイネージなど、幅広い分野でアートディレクション・デザイン・設計を担当。

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